インフルエンザ

インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症で風邪に比べて症状が重く、乳幼児や高齢者では重症化することもある。

風邪の場合ゆっくり症状が出てくるのに対して、インフルエンザは急激に症状が出る。

風と似た症状であることから甘く見らている。

症状が出る部位も局所的ではなく、全身に現れる。

 症状

• 高熱 
• のどの痛み 
• 関節痛 
• 筋肉痛 

など

予防方法

• 手洗い 
• マスク

など

治療方法

• 安静にして休養を取る。特に睡眠が重要 
• 部屋の温度や湿度を適切にする（気温18〜20℃、湿度50〜60％程度） 
• 水分を十分に補給する

鬱病

気分障害の一種だが、「気分」障害なので世間の理解は低いが、立派な病気。

治療には周りの人のサポートが重要。

誰かがうつ病になったら「頑張れ」の類は悪化させるので、「やめていい」や「休んでいい」等が良い。

鬱をキッカケにして様々な病気に発展する可能性がある。

症状

• 抑うつ気分 
• 意欲・興味・精神活動の低下 
• 焦燥感　（しょうそうかん） 
• 食欲低下 
• 不眠 
• 悲しみ・不安感

など

治療・改善方法

「気分が落ち込む」事が多いため、気分が高揚する薬を処方されることが多い。

根本的に治したいなら、気分が落ち込む原因（仕事・学校・習い事など）を排除することが必要。

どうしても避けられない場合は

• 陽の光を浴びる 
• ストレスの発散 
• 運動 
• 散歩 
• 誰かに話す・相談する 

等も、うつの緩和に効果がある。

ノロウイルス

名前のとおりウイルスの一種で、二枚貝（牡蠣など）に多く生息している。

牡蠣の旬である冬頃に流行しやすい。

正確に対処しないと死ぬ危険性もある。

体力の少ない「子ども」や「老人」が主だが「脱水症状」による危険がもある。（脱水症状は全年齢で危険）

とても感染力が強いため、適切な対処が大切で、嘔吐物を拭きとっただけでは効果がなく、殺菌までしないと予防できない。

アルコールでは消毒できないので、「塩素」や「熱湯」で消毒する。

原因

ノロウイルスの感染は

• 食品などに潜んでいる　（加熱をすれば死滅するので安全）（中心温度が85度以上＋1分以上で死滅）
• 加熱が甘かった
• 生のまま食べた
• ノロウイルスがついた手で触れたもの

が多い

症状

• 嘔吐
• 腹痛
• 下痢

が主な症状だが、お腹を壊したり、風邪っぽい時の症状とは違い格段に重い。

予防方法

よくよく手を洗うことが最も有効な予防方法。

治療方法

有効な薬は現在無い（２０１６）ので、自然と治るまで（2～3日？）待つ方法が一般的。

下痢や嘔吐を止めようとするのはダメ。（悪さをしているウイルスを体外に出す作用もあるため）

水分が出ていくため「脱水症状」には注意　（経口補水液がベストですが、なければ水でも問題ない）

他人に食物を与えること

アレルギーを持っている場合があるので、本人や保護者に確認を取る。

人間にかぎらず他の動物でも同じ。

※アレルギーとは、あるものに対して過敏に反応する状態で、免疫反応が関係するもの。反応が強すぎて死ぬ場合もある。

メンヘラ

メンヘラとは「精神疾患・精神障害を持つ人」という意味。
分類的には境界性パーソナリティ障害が最も近い。
女に多いが男にもいる。

症状・特徴

• 自虐・自傷行為 
• 重依存行為　（寂しがり屋・かまってほしいなど） 
• 虚言癖 
• 情緒不安定 
• 承認欲求が強い 
• 嫉妬心が「とても」大きい 
• 粘着質 
• 理論的な会話が通用しない  

上記は特徴のほんの一部。

メンヘラの判断方法

リストカットの痕があれば可能性は高いが、普段の会話でも十分に判断可能。

治療法

• 規則正しい生活をする
• 男・女断ちをする（メンヘラは恋愛などでの依存体質が多いため）
• スポーツ・運動をする
• 自分を受け入れる
• 通院する（精神科）

「欲求を抑えこむ」（大きなストレスになる）ではなく「欲求を発散しながらも可能な対策」を探していく。

自覚があるタイプのメンヘラは、それほど症状が重度化していない。

メンヘラとの付き合い

関わらなくすることがベター（関わっても浅い関係で留める）
深く関わった場合は「引っ越し」「電話番号の変更」などで浅い関係にする。
深く関わるなら・関わっていたら今の人間関係はなくなる・疎遠になるつもりで行動すること。※人によっては友人・家族・職場まで影響・被害が及ぶこともある

統合失調症（2017）

世間には幻覚・幻聴が起こる病気だと知られている。あまりにリアルに感じるため、自分で病だと気付くのはとても難しい。

病気者本人には実際に症状があり（例えば、幻聴がある気がするではなく、実際に聞こえていてうるさくて眠れない、など）、症状の緩和・治療には家族などの周りの協力・理解は必須。


自分や周りの人が突然発症することもあるので自分なりの対処・対策を考えておく。

発症の要因は仕事や家庭でのストレスや心の病だとされている。

一時的な精神不安定なこともあるので、長期間続いたり、生活に支障が出てきたら病院などで検査を。

よくある症状

• 妄想を現実だと思い込む　（人の話を聞かないことが多い、本人にとってそれは現実ではないから） 
• 幻聴 
• 幻覚 
• 無気力 
• 感情の起伏が乏しい 
• 被害妄想 
• 他人への嫌がらせ 
• 思想が盗聴？されていると感じる 
• 監視されていると感じる 
• 精神不安定 
• やたらと疲れる 

など

治療方法

主流は薬物治療やカウンセリングなど。

根本的な治療法はないが、初期なら改善する可能性が高い。

重度になるまで進行する・治療が遅くなるほど治療は難しい。

…

治ったと思い、自己判断で薬物治療やカウンセリングなどを止めてしまうことも再発・重症化への要因。（自然と治る確率は低く、病気が進行する確率は高い）

…

治療行為を続けていても、想定外のストレス。睡眠不足、過労などで「再発」の可能性があるため、ある行動が続くようなら医師などに相談をする。

ADHD

ADHDとは注意欠陥・多動性障害のこと。

症状

• 落ち着いてじっと座っていることが苦手 
• 衝動が抑えられない 
• 気が散りやすくて物事に集中することが苦手 
• やりたいこと・好きなことに対してはとても集中して取り組む
• 忘れ物や物をなくすことが多い 
• 人の話を聞いていない 
• 指導されても治らない 

等

誰でも当てはまることが多いため、1～2項目では病気と診断されない。

治療・対策

治療法はない（２０１６）が、対策方法はある。

• 自分の生活の中の困難を理解し、対処方法を身につけていくこと 
• 周囲により理解者、サポーターを得ること 

…

仕事においては「興味があることに対しては集中力を発揮したり、個性的な感性を持っている人が多い」この特徴を有効利用すれば一般人より有利になる。