熱中症=日射病+熱射病
日射病:直射日光を長く浴びたとき起こる
熱射病:暑い空間にいることで日光関係なく起こる
「暑い環境にいる」+「その熱が排出できない」ことが主な原因
熱中症の目安は気温30度以上
※気温は29度でも、湿度次第で体感温度は30度以上になることもあるので注意
熱射病を疑ったら、すぐに救急車を呼ぶ。(軽い・初期症状なら一般的な対策で治りやすい)
主な症状
- 熱失神
- 熱けいれん
大量に汗をかいたあと、水だけ飲んで塩分を取らなかった場合に起こる。
応急処置としては、1リットルの水に9gの食塩を入れた食塩水を作り、それを飲むことで回復することが多い。
- 熱疲労
大量に汗をかいたことにより重症の脱水症状を起こしているため、塩分を含んだ水分を補給すると回復することが多い。
- 熱射病
命の危険がある重症の熱中症。できるだけ早く体温を下げる必要がある。
予防法
- 直射日光の下では、長時間にわたる活動はさける
- こまめに水分補給をする (汗になるためには、若干の塩分も必要)
- できるだけ薄着で、吸湿性や通気性の良い服装にする
- 扇風機やエアコンを使った温度調整をする
- 体を動かす場合は休憩を多くする (30分に1回など)
一般的な予防方法
- 涼しい場所で作業する
- 涼しい場所に移動する
- 暑い場所では塩・水分の補充をする
- 暑い場所では休憩を増やす
- 暑い場所では極力作業をしない
熱中症になったら
(軽い症状では、この方法で問題なし。重度の場合は救急車を)- 涼しい場所に移動する
- 体から熱を逃がす・体を冷やす
- 水分、塩分を補給する
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※生物の種類にもよるが、ペットの熱中症にも注意、対応は人間と同じ。